40.名付け親 ...05/10/08




ある日、クリフトはヒマワリの種をひとつ庭にまいた。
そしてそのヒマワリに、密かに『アリーナ』と名前をつけた。



そのヒマワリはすくすくと育ち、あっと言う間に輝く花を咲かせた。
堂々と空を見上げる様は、一本気でひたむきなおてんば姫を彷彿とさせた。
やっぱり名前がよかったのだな、とクリフトはくすりと微笑んだ。



花が咲いた次の日、アリーナがヒマワリを見にやってきた。
アリーナは一目見てそのヒマワリを気に入った。



「この花、元気ね。あたしに似てる」






まるで心を読まれたみたいで。
クリフトは顔が真っ赤になるのを止められなかった。





***
中学1年のとき、自分の自転車に『アリーナ号』とつけたのは私です。(自主)
あの自転車がいちばん丁寧に乗ってあげた自転車でした…。

その後アリーナ号は大学生になっても乗り続けられ、そして大学2年の時盗まれました…あああああ。
ごめんアリーナ号。カギかけ忘れてごめん…!!(泣)
(05/10/08 UP)

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