33.ゴシップ ...05/07/08



酒場はウワサをかき集めるのには最も適した場所。
今日もある町の酒場を訪れて、いろいろな話に耳を傾ける。
今日は、デイ、クリフト、ミネアで情報収集。






「そうそう、ところでよ」
「ああ?なんだ?」
「伝説の勇者が旅してるだろ」
「ああ、よく話は聞くな」
「どっかの国の王女が家来一緒に連れて、勇者一行に交じってるらしいけど」
「うん」
「その家来、その王女にホの字らしーって」




ぶ。




クリフトが口にしていたソルティードッグをふき出した。




「ああ、その話かー。俺も聞いたことあるよ」
「なんだそうか」
「ああ。有名な話だもんなー。あ、マスターお勘定」





男たちが金を払って店を出て行く間もその後も。











クリフトは硬直したまま動かない。










そりゃあまあ何ていうか、わかりやすいもんなあクリフト。
クリフトの気持ちわかってないのなんて、世界中でアリーナだけよね。

…という本音をそれぞれの胸中で思いながら、2人はぽんっとクリフトの肩を叩いてあげるのだった。






んーなわけあるかーい!(自分ツッコミ)

それはともかく、ソルティードッグ飲みたいなあ。
(05/07/08 UP)


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